1990年ふるさとづくり特別対策事業(3ヶ年度)によって、大平宿9棟の民家改修設計が大平設計会議よって実施されました。
故吉田桂二先生の声掛けによって、生活文化同人のメンバーであった当時は若手の建築士たちが集まり大平設計会議を構成し、それぞれチームを組んで各棟の担当となって取り組みました。 ※そのまとめは>>>コチラ
1993年には9棟の改修工事は完了し、大平設計会議もその役目は終了しました。
これでおしまい、とはならず今後それらの民家、大平宿がどのようになっていくのかを関わった者として、見守っていくあるいは見届けていく必要があるのではないかという声が上がりました。
せめて、年に1度でもここに集ってその様子を確かめてみようということで、1994年に第1回大平建築宿の開催となりました。この時には建築宿でしたが、途中から建築塾に代わりました。各回のテーマや取り組みなどを考えると「塾」とした方が座りが良い感じでもありました。
10年を一区切りと考えれば、2003年の第10回を第1期の最後と捉えることもでき、若手の建築士にとっては吉田先生の建築や民家、町並みに対する姿勢を間近に垣間見れる貴重な時間であったように思われます。良くも悪くも吉田先生に引っ張っていただいたような期間であったのではないでしょうか。
そして第2期へと進んでいくことになりました。 (2023年記)
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